矢田部良吉(1851生~1899没)は、東京大学理学部の初代教授のひとりとして、日本への近代植物学の導入に貢献した科学者です。さらにはそれにとどまらず、専門分野を大きくこえて、明治期の学術・教育界全般に無視できない足跡を残しました。
矢田部はまた、国立科学博物館(科博)の前身である教育博物館の初代館長でもありました。このウェブサイトでは、科博の所蔵する矢田部良吉資料を中心に、波乱に富んだ矢田部の生涯を資料によって紹介します。